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日本精神科医学会学術教育研修会薬剤師部門 受講者募集のご案内

 平成29年度の日本精神科医学会 学術教育研修会 薬剤師部門が、平成29年7月13日(木)~14日(金)の2日間にわたって新潟市で開催されます。
 
 今日、精神疾患を患う患者さんが増え、従来医療計画に盛り込まれるべき疾患として指定されてきたがん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病の4大疾病に加えて、新たに精神疾患が加わり、精神疾患は5大疾病の一つとされるようになりました。また、精神科医療は入院医療中心の医療体制から地域におけるケアを中心とする体制へと転換しています。このような状況の中、精神科医療の現場において薬剤師の果たすべき役割は益々重要となってきています。
 本研修会のテーマを「Challenge to Change!-明日の精神科薬剤師に求められていることー」としました。研修会初日では、精神科薬剤師にとって必要な学会として本年度に新たに創立される「日本精神薬学会」について、その創立の意義や今後の展望を、また、精神科薬剤師に求められる新たな役割や取り組みを、病院薬剤師と地域の保険薬局薬剤師それぞれの立場からお話ししていただきます。研修会2日目には、抗精神病薬による薬物療法とその身体リスクについて、また、今日身近な依存症となっているベンゾジアゼピン系薬物を中心とした処方薬依存の問題についてお話ししていただきます。
本研修会が、これからの精神科医療を支える皆様にとって、実り多い研修会になることを願っております。是非、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
 
 詳細は学術教育研修会 薬剤師部門
 

(実行委員会委員長 坂本 隆行)