精神科医療の未来を創造する 公益社団法人日本精神科病院協会

医療法人社団良江会

久留米ヶ丘病院 （くるめがおかびょういん）

会員番号：13-14

方針・理念

初春の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
　東京都東久留米市にあります久留米ｹ丘病院です。この度新しく開放病棟を新築落成いたしました。改めて当院の紹介をさせていただき患者様の紹介をお願い致したく思い本状をお送りさせていただきます。

久留米ｹ丘病院は昭和３３年開設いたしました。同３５年に開放病棟を増床し５８年に管理及び閉鎖病棟を新築し精神科病床１８４床で今日まで医療を行ってきております。開設当時は雑木林と畑に囲まれた静かな地域でした。５０数年経た今日病院周囲には多くの住宅、マンションが立ち並び小学校・中学校・高等学校も徒歩数分以内に有ります。現在でも武蔵野の面影を残す雑木林（都の保存林）と歴史的文化財である野火止用水に隣接し落ち着いた雰囲気は十分残されています。

平成１６年より日本医科大学の関連病院に指定されかつ厚生労働省より臨床研修協力施設に認定されています。また日本精神神経学会専門医研修施設にも認定されています。
医局についてですが、常勤医師は院長をはじめとして日本医科大学精神医学教室員です。院長は客員准教授・副院長は客員講師に任じられており、他の医師ともども現在も日本医科大学付属病院にて外来診察を行っております。
総病床数は現在１８３床（閉鎖１２３床・開放６０床）です。診療実績は新規入院患者数概ね年間２９０±１０名で退院患者数もほぼ同数でここ数年間推移しています。

昨年５月より旧開放病棟（６１床）をとり壊し新築工事施工開始し本年２月１日落成に至り新しく６０床をオープンいたしました。「精神・心療内科病棟」と位置付け基本的には閉鎖病棟とリンクしないで入院から退院まで療養していただくつもりです。タイル貼りの外壁と大きくとった窓、さらに病棟内は廊下・病室・デイルームとも広く明るい空間を確保することができ患者様がゆったりと安らげる療養環境を用意することができました。