NEWS お知らせ

精神科医のための身体合併症講習会のご案内

 近年、我が国の高齢化に伴い、精神科病院入院患者も高齢化し身体合併症の発症率も上昇しています。日精協会員病院の半数近くは200床以下で身体科医が常駐していない病院も多く、精神科医が身体疾患の初期対応をせざるを得ない状況が増えてきています。他科受診に至る適切な判断力と、身体科との円滑な協力関係を築くための力をつける必要性が高まっています。
 
 日精協では精神科医自身の入院患者の身体合併症への初期対応やcommon diseaseへの対応力を向上する目的で、平成25年11月以来、精神科医のための身体合併症講習会を開催して参りましたが、お陰様で今年度すでに4年目を迎えました。基本的な内容を中心とした講習会「スタンダードコース」は日本精神科医学会学術大会の期間中に開催し、そのほか少人数参加型の講習会「アドバンストコース」を年2回開催しております。
 
 これまでも、臨床の第一線でご活躍の先生方を講師としてお招きし学ばせていただきましたがリクエストの多かった先生方には繰り返してご講演を頂いております。今年もスタンダードコースではみよし市民病院 木村勝智先生に、アドバンストコースでは帝京大学病院教授 三宅康史先生をお招きすることといたしました。
 
 現在、11/17開催のスタンダードコースの募集を開始しておりますので是非ともご参加下さい。会場の都合上、事前申し込みとなっております。詳細は日精協のホームページ内の精神科医のための身体合併症講習会をご覧下さい。
 
<今年度の予定>
(1)スタンダードコース
    演題:「シン・デンズ」心電図自動診断 対 精神科医
            ‐心電図自動診断から考える対応
    講師:木村勝智先生(みよし市民病院第2内科部長)
    日時:平成28年11月17日(木) 9:30~11:00予定
    場所:仙台国際センター展示棟
 
 
(2)アドバンストコースNo.1:「タイトル未定」募集はまだ開始していません。
    講師:三宅康史先生(帝京大学病院教授・救命救急センター長)
    日時(予定):平成29年1月14日(土)13:00~16:00
    場所:日精協会館 (定員30名)
 
 
精神科医のための身体合併症講習会(日精協ホームページ)