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第5回日本精神科医学会学術大会の開催のお知らせ

第5回日本精神科医学会学術大会を11月16日(水曜日)17日(木曜日)の2日間、東北地区が担当となり宮城県仙台市で開催いたします。
 
東北地区は3.11東日本大震災で、大地震、大津波そして原発事故により未曾有の複合災害を経験しました。今回の学術大会のテーマは「多難な時代の精神科医療~震災・医療経済・少子高齢社会・・・希望そして創造」です。東北地区が今向き合っている現状であり、東北地区のみならず日本全体が直面している課題です。今回の学術大会では、「ストレスチェックに関する研修会」を大会前日に行い、大会中には「DPAT研修会」を行います。
 
今回の会場である仙台国際センターは、仙台都心部の西、青葉城恋唄でも知られる広瀬川の右岸にあり、青葉城址や仙台市博物館、東北大学川内キャンパスに隣接しています。仙台国際センターは従来の会議棟に加えて、2014年に展示棟が新設され第3回国連防災世界会議の主会場として使用されました。本年5月に行われる(G7)財務省・中央銀行総裁会議での歓迎レセプションもこの会場で行われます。交通の利便性も良く、昨年12月に開通した仙台市営地下鉄東西線に仙台駅から乗車して5分で国際センター駅、会場は目の前です。
 
東日本大震災から5年、大津波に襲われた東北地方の太平洋沿岸は、大きく様変わりした所もあれば、震災の傷跡をそのまま残した場所もあります。そして福島第一原子力発電所事故の影響は続いています。5年たっても被災地は未だ被災地です。学術大会のご参加に加えて、是非、被災地をご覧下さいますようお願いいたします。
 
なお、学術大会の詳細につきましては、今後開設するホームページにおいて随時ご案内する予定です。仙台へのアクセスは、東京駅から東北新幹線で仙台駅まで最速1時間30分です。また仙台空港への空路そして仙台港への海路があります。晩秋のみちのく、杜の都仙台で行われる第5回日本精神科医学会学術大会へのご参加をお待ちしております。

(実行委員長 高階憲之)