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「認知症に関する研修会(第29回)」報告

 令和4年11月17日(木)~11月18日(金)の2日間、川崎日航ホテルにて開催されました。今年度の開催方法は、集合開催とオンデマンド配信(令和4年12月5日~12月26日)で行われます。現地には約40名が参加、オンデマンドの登録は160名程となっています。

 開講式には来賓として厚生労働省老健局の認知症施策・地域介護推進課長、笹子宗一郎様が出席されご挨拶をいただきました。この研修会の大きな特徴の一つは、現在日本における認知症研究の第一人者による講義が受けられることにあります。コロナ禍ではありましたが多くの講師の先生方に直接現地に来ていただき、講演を聞くことが出来ました。この研修会の歴史の重さを感じると共に、超高齢社会において最重要課題である認知症について改めて学習することが出来ました。また、今、世界中で話題になっている抗体療法についても多くの先生方より説明を受けました。

 令和4年4月、日本精神科病院協会の学会である日本精神科医学会では、「認知症臨床専門医」が学会認定サブスペシャルティとして承認され専門医機構に提出されました。今後、この専門医は認知症診療において益々重要な役割を果たしていくことになります。今回の「認知症に関する研修会」は専門医取得の条件の一つにもなっています。一人でも多くの会員病院の先生方、準会員の先生方が専門医を取得されることを強く希望します。令和4年度の研修会プログラムを添付して報告と致します。

令和4年度 認知症に関する研修会(第29回)プログラムはこちらから

(常務理事 渕野勝弘)