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第18回臨時社員総会 開催

 第18回臨時社員総会は、令和3年2月12日(金)14時からパレスホテル東京2階「梅の間」で開催された。昨年10月8日に開催された第17回定時社員総会と同様に、新型コロナウイルス感染症対策のため、書面による議決権行使を併用した。代議員総数103名中15名が出席、87名が書面議決で出席とみなされ102名の出席で社員総会は成立した。

 山崎學会長は開会挨拶で「日精協会員病院の約15%の180病院にコロナウイルス陽性者が出ており、みんな懸命に頑張っている。コロナはそう簡単には終息しないと考えられるため、長丁場になることを前提に検討する必要がある。来年は診療報酬改定があるが精神科医療の財源をきちんと確保できるよう進めていきたい」と述べられた。

 

 第1号議案「令和3年度事業計画書(案)承認の件」、第2号議案「令和2年度補正予算書(案)承認の件」、第3号議案「令和3年度予算書(案)承認の件」はいずれも挙手多数及び書面での賛成87を加え過半数となり承認された。

 

 協議・報告事項では「新型コロナウイルス感染症対策マニュアル」「新型コロナ患者の入院受入医療機関への緊急支援」「会員病院での感染状況」「新型コロナウイルスワクチン接種の接種順位に関する要望」「新型コロナウイルス禍における自殺対策に関する要望」「オンライン診療に対する日精協の見解」「令和3年度介護報酬改定」「令和3年度障害者福祉サービス報酬改定」「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム構築に係る検討会」「精神科救急医療体制整備にかかるワーキンググループ報告書」「令和3年度厚生労働省予算」「日本精神科医学会からのお知らせ」の報告・説明があった。

 

 各支部からの質問・意見・要望は、支援金に関すること、ワクチン接種に関する要望、診療報酬上の臨時的な取扱い、精神科救急医療体制の中で新型コロナ感染症疑いの患者に対する診療報酬上の手当、精神障害者が感染した場合の行政の適切な対応、精神保健福祉法の柔軟な運用の要望等、新型コロナウイルス関係の内容が多く寄せられた。

(常務理事 伴 亨)