精神科医療の未来を創造する 公益社団法人日本精神科病院協会

第１７回定時社員総会は、令和２年１０月８日（木）１４時から東京・ＴＫＰガーデンシティPREMIUM京橋で開催された。今回は新型コロナウイルス感染症対策のため、書面による議決権行使の併用、事前資料配布による時間短縮等従来と異なる開催となった。

山崎學会長挨拶では、コロナウイルス対策の第２次補正予算に精神科は初めは入っていなかったが精神科救急も対象となり、その期限は令和３年３月３１日であること等の報告があった。

「令和元年（平成３１年）度事業報告（案）」及び「令和元年（平成３１年）度財務諸表等（案）」はいずれも賛成多数で承認された。

協議・報告事項では、「新型コロナウイルス感染症に係る状況について」「令和元年度台風１５号・１９号支援金について」等が報告された。

次に、各支部から、新型コロナウイルス関係では検査体制、クラスター発生時の対応、スタッフの補充について、精神障害者が感染した場合の行政の適切な対応の要望、精神保健福祉法の柔軟な運用、新型コロナウイルス感染症の疑いの患者の他科受診、等について、その他には精神科救急入院料について、医師配置加算、訪問看護時のLAIの考え方について質疑がなされた。