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平成30年度老人保健健康増進等事業報告書公開

 日本精神科病院協会、高齢者医療・介護保険委員会が担当した平成30年厚生労働省老人保健健康増進等事業「循環型の仕組みの構築に向けた円滑な退院・退所や在宅復帰支援の推進に関する調査研究事業」(テーマ番号14)の報告書が完成しました。

 まず、各種調査実施に際して医療機関・介護関連施設の皆様に多大なるご協力を頂きましたこと深く感謝いたします。

 この調査研究事業は、当委員会が平成28年度から今まで取り組んできた先行研究を踏まえて実施された大規模調査であり、495病院、認知症入院患者24458人からの回答を得ることができました。早期退院に向けた取り組みとして多職種連携・地域連携に加え、認知症クリニカルパスの有用性が示され、巻末には、日本精神科病院協会版をはじめとして会員病院で実際に使用されているクリニカルパスを掲載いたしました。

 委員会では今後も引き続き認知症への精神科医療の関わりについて調査研究を行い、状況を把握し対応を検討してまいります。今後ともご理解と御協力よろしくお願いいたします。

 平成28年度から高齢者医療・介護保険委員会が取り組んできた調査研究事業の報告書を写真に掲載いたします。

 なお、報告書内容については当協会のHP下記よりご覧になることが可能です。

平成30年度老人保健健康増進等事業のページへ

(検討委員会委員長 吉永陽子)