精神科医療の未来を創造する 公益社団法人日本精神科病院協会

　去る2月14日(金)、第四回臨時社員総会が開催された。
　当日は朝から降り続く雪の影響で代議員の到着が心配されたが、予定通り10時からの開催開始となった。冒頭の山崎会長の挨拶に続き、北島智子社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課長、横倉義武日本医師会会長から祝辞を頂いた。
　続いて、平成26年度事業計画（案）、平成25年度収支補正予算（案）、平成26年度収支予算（案）の議決が行われた後、執行部からの報告事項が行われ、臨時社員総会は14時に閉会となった。
　引続き、本年4月から施行される改正精神保健福祉法の改正内容説明会が同会場で行われた。
　厚生労働省　社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保険課から法改正概要説明の後、質疑・応答が行われた。
　今回の法改正では、 保護者制度の廃止に関する事項として、従来医療保護入院における移送及び入院について、保護者の同意を要件としたところ、配偶者、親権者、扶養義務者、後 見人又は保佐人のうちのいずれかの者の同意を要件とする。また、精神科病院の管理者に、医療保護入院者の退院後の生活環境に関する相談及び指導を行う退院 後生活環境相談員を設置すること等の義務付けなど、実際の臨床現場における重要な改正点が多いため、大雪にも関わらず250名強の参加があり、約2時間に 渡る説明会となった。

　その後、全国会員連絡協議会を経て、すべての次第が終了となった。