NEWS お知らせ

日精協版・セルフレビュー(自己評価)について

 日本精神科病院協会では、精神科医療の質的向上を目的として、当協会独自のセルフレビュー(自己評価)を実施しています。
 セルフレビュー(自己評価)を実施することにより、自院を厳しく評価し、優れている点、補足するべき点が明確化され、よりよい医療の提供を実現できるものと確信しております。
 
 当協会では病院経営管理委員会にレビュー活動普及部会を設置し、平成14年より自院の病院機能を評価するための評価表「セルフレビュー(自己評価)」の作成を開始し、平成16年度より実施に至り、改訂を重ねてきました。
 
 また、前回の「日精協 セルフレビューチェックシート 平成25年度版」は、公益財団法人日本医療機能評価機構の評価の枠組みが大幅に見直されたのを機に、『経営者の責任』、『経営者のコミットメント』といったISOの評価項目も取り入れて、当協会独自の視点から全面的に改訂を行い、より精神科病院に特化した項目を策定しました。
 
 評価項目は大きく下記4つの領域から構成されています。
 ■患者の視点に立った医療
 ■診療における管理と実践
 ■医療を提供する上で各部門が実践するべき運用
 ■良質な医療を実践する上での組織運営
 
 そして今回の平成28年度版は、前回の視点を継承しつつ、日本医療機能評価機構の機能種別版評価項目 精神科病院3rdG.Ver.1.1を基本として、精神科機能特性に重点を置き、最新の医療動向を反映させて改訂を行いました。
 
 当協会では、精神科保健医療及び社会福祉の増進に寄与するため、会員病院がより質の高いサービスを提供できるよう、日精協版セルフレビューを始め、様々な取り組みを行ってまいります。

<病院経営管理委員会>

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セルフレビューチェックシート(2016年度改訂版)