NEWS お知らせ
第1回「精神科病院事務長候補者・次世代経営者向け研修」の報告

日本精神科病院協会 病院経営管理委員会が企画した「精神科病院事務長候補者・次世代経営者向け研修」の第1回が、令和8年3月に全日程を終了致しました。本研修は、精神科医療機関の経営力強化と適正化を目的に、現場の実情に即した実践的内容を通じて、事務長候補者および次世代の経営者の知識・技能向上を図るものです。
研修は昨年10月から開始し、「精神科病院の現状と課題」「医療法・精神保健福祉法の基礎知識・改正点および対応策」「医療法人のガバナンス」「診療報酬の基礎知識」「診療報酬改定の動向と病院経営への影響」「財務諸表の見方」「医療安全管理:医療安全対策の基本・人権保護について」「医療安全管理:リスクマネジメント」「病院の資金計画」「労務管理および賃金についての基礎知識」「グループワーク(自院の現状と具体的な課題について・自院の人材確保計画作成)」などをテーマに、毎月1回・全6回で実施しました。このうち 3回は集合研修とし、参加者同士の情報交換・交流の機会も設けました。
講師は精神科病院の運営に精通した日精協役員を中心に、経営コンサルタントや公認会計士が担当し、参加者から高い評価を得ました。
現在の厳しい医療財政の下、精神科医療機関を取り巻く環境が急速に変化するなか、これらに対応できるような人材育成は喫緊の課題であり、次世代の精神科医療従事者の方々へ円滑にバトンをつないでいけるように、まずは『精神科病院の運営における基礎知識』を体系的に習得していただくことを目的としています。
令和8年度には第2回研修を計画しており、昨年度は好評につき受講できなかった方が多かったことから、定員を30名から60名へ拡大し、講義内容も刷新のうえ、9月開講に向け準備を進めております。
(副会長 野木 渡)
