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片山さつき財務大臣との面会報告

 2025年12月1日(月)11時00分~11時15分に財務大臣室で、四病院団体協議会として面会してきました。同行したメンバーは、日本病院会 島 弘志副会長、全日本病院協会 神野 正博会長、日本医療法人協会 馬場 武彦会長代行、日本医療法人協会 太田 圭洋副会長、そして、アレンジをお願いした衆議院議員(前全日本病院協会副会長) 安藤 たかお先生です。

 まず、片山さつき財務大臣に対し、2025年度補正予算の謝辞を述べました。そして、「2025年度病院経営定期調査【4団体合同】概要版 結果報告」を手交のうえ、病院の窮地を説明しました。一般病院ばかりでなく、精神科病院も2022年から急激に収支が悪化し、赤字病院が6割近くになっていること。また、今回の補正予算の措置は一時的な輸血となり救命はできたが、まだ出血は続いており、適切な処置をしなければ多くの病院が破綻してしまうことなどを説明しました。今回の補正予算を上乗せしたところを発射台とした次期診療報酬改定が必要で、大幅な財源の確保を要望しました。片山大臣も病院の経営が悪いことは承知しており、今回の補正はかなり上乗せしたことを強調されました。同席した大来志郎主計官も内容の理解はしているとの確認をとりました。12月17日の臨時国会が終われば、20日前後に改定率が発表されます。それまでに、できるだけ多くの議員にご理解をいただく努力をしていく予定です。

(副会長 平川 淳一)