NEWS お知らせ
第14回日本精神科医学会学術大会 開催報告

日本精神科病院協会(以下、日精協)では、公益法人化を機に学術組織として協会内に日本精神科医学会(以下、医学会)を発足させています。医学会では、毎年1回学術大会を開催しています。学術大会は、日頃の研鑽の結果の研究や意見、その他臨床に密接な事柄について発表する学際的な多職種による臨床学術会議です。
今年の学術大会は、日精協中国・四国地区が担当し2025年10月16日、17日の2日間、愛媛県松山市のアイテムえひめ(愛媛国際貿易センター)において、「坂の上の雲をつかめ!~新時代の精神科医療をめざして~」をテーマとして開催されました。医学会学会長である山崎學日精協会長のもと、日精協中国・四国地区代表でもある櫻木章司常務理事が大会長を、日精協愛媛県支部を兼務する黒田典生理事が実行委員長を務めました。
学術大会では2日間の期間中、スライド発表111演題、ポスター発表41演題と多くの一般演題が発表されました。また、山崎學会長の会長講演を始め、特別招待講演、特別講演がそれぞれ1題、教育講演5題、日精協常置委員会の企画シンポジウム9題のほか、機構専門医共通講演、DPAT講習、感染症対策講習など、数多くのセッションが開催されました。医学会会員の発表に対しては、学術研修分科会による審査の結果、学会長賞1題、奨励賞3題が贈られました。
精神科医療については、高齢化による疾病構造の変化や新たな地域医療構想に位置づけられる等の変革の時代を迎えています。今学術大会では、そうした問題点を正面から取り上げるセッションが相次ぎ、活発な議論が繰り広げられました。参加者にとっては、意義深い内容となることができ、参加者の皆様より肯定的に評価する感想が多く寄せられました。
今学術大会には、700人を超える方々に参加いただきました。特別講演や教育講演を賜りました先生方をはじめ、ご発表いただいた皆様方のお力添えにより、成功裏に学術大会を終えることができました。この成功は、参加者の皆様、開催準備に携わっていただいた皆様方のご協力やご尽力によるものであり、重ねて深く御礼申し上げます。
来年の第15回学術大会は、北信越地区の担当で来秋新潟市で開催の予定です。次回大会も、医学会会員はじめ皆様方のご協力により盛会となりことを心よりお祈りしております。
(第14回日本精神科医学会学術大会 大会長 櫻木章司)
