NEWS お知らせ
病院給食に関するポスターの作成について
当協会は、このたび患者さんに提供する病院給食の厳しい現状、特にその給食費の深刻な赤字について、広く国民の皆様にご理解とご支援をいただくためのポスターを作成しました。
現在、多くの精神科病院では、患者さんに提供する日々の食事について、入院時食事療養費として定められた金額と、実際の提供にかかる費用(食材費、人件費、光熱費など)との間に大きな差が生じ、深刻な赤字が続いています。
「食」は、治療の一環であり、回復への大切な一歩です。 安全で質の高い食事を提供し続けることは、患者さんの早期回復、並びに健康とQOL(生活の質)の維持・向上に不可欠です。しかし、このままでは、給食の質を維持することが困難になりかねません。
私たちは、このポスターを通じて、病院給食の財源の抜本的な見直しが喫緊の課題であることを強く訴え、国民の皆様に現状を知っていただきたいと考えています。
患者さんの「食」を守り、より良い精神科医療を提供し続けるため、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
病院で提供する食事の質を維持し、安全な医療を提供し続けるため、ポスターを通じて、病院給食費のさらなる増額を政府に強く求めてまいります 。
(副会長 野木 渡)
ポスターのPDFデータはこちらから

