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精神保健行政の組織移し替えについて(要望) -四病協-

2012/02/03

厚生労働大臣 小宮山 洋子 殿
厚生労働省医政局長 大谷 泰夫 殿
厚生労働省健康局長 外山 千也 殿
厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長 岡田 太造 殿
日本医師会会長 原中 勝征 殿

 

四 病 院 団 体 協 議 会
  社団法人 日本病院会 会長 堺  常雄
  社団法人 全日本病院協会 会長 西澤寛俊
  社団法人 日本医療法人協会 会長 日野頌三
  社団法人 日本精神科病院協会 会長 山崎  學
精神保健行政の組織移し替えについて(要望)

 
精神保健行政は、当初、厚労省内部組織では公衆衛生部局の所管としてスタートしましたが、平成7年の精神保健法改正により障害者福祉の要素が法の枠組みの中に組み込まれ、障害福祉行政部局-組織替えとなり現在に至っています。
 
昨年7月の社会保障審議会医療部会において、医療法施行規則第30条の28の疾病に「精神疾患」が追加されることが決まり、省令が平成24年度中に改正予定ですので、今後、各都道府県で策定される医療計画の中にそれぞれの地域の実情に応じた方策を記載することになります。
 
各都道府県が精神疾患を医療計画に組み込んで策定するにあたり、病・病連携、病・診連携、診・診連携などを通じて、地域で求められる医療機能の明確化、各医療機関等の機能分担や連携の推進が求められることになりますので、それに相応しい部局で担当されますよう、これから組織の見直しを実施される際には、精 神保健行政を保健医療部局に移し替えされることを要望いたします。

以上