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第13回日本精神科医学会学術大会のご案内

この度、第13回日本精神科医学会学術大会を、公益社団法人日本精神科病院協会・東北支部が担当し、令和6年7月25日(木)、26日(金)の両日にわたり、仙台国際センターで開催する運びとなりました。

コロナ禍により社会全体が停滞していましたが、昨年5月に新型コロナの感染症法上の位置づけが季節性インフルエンザなどと同様の5類へ移行したことを契機として、社会・経済活動がコロナ禍以前に戻りつつあります。一方では、精神科分野においても、将来を見据えた新たな取組みを模索し、探求すべき時期を迎えているものと考えます。

そこで、今回の学会テーマを「精神科医療のイノベーション〜新しいあるべき姿を求めて〜」としました。精神科における新たな試みに焦点を当てた講演やシンポジウムの準備を進めています。特に近年は、少子高齢化や人手不足などの課題への取組みが求められており、精神科医療においても、急速な変化への対応が求められております。これらの課題について、日精協の各委員会に、シンポジウムとして発表して頂くこととしております。本学会が日本の精神科医療の発展と向上に寄与するものと確信しております。

教育講演として、精神科になじみのない一般の方でも精神科医療に興味が持てるような講演を予定しております。会長講演、厚生労働省担当部局講演の他、招待講演として脳科学者でありテレビ・ラジオ等でおなじみの黒川伊保子先生、日本医師会AIホスピタルの長島公之常任理事、ペットのようなロボットLOVOTの開発者の林要先生の講演などを企画しています。

最後に、学会ホームページ内の仙台の紹介動画(約5分)を是非ご覧ください。開催地の仙台市は、伊達政宗が築いた城下町であり、多くの大学・研究施設が集まる学都として知られ、緑豊かな「杜の都」と言われています。また、海の幸・山の幸に恵まれ、牛タン・ずんだをはじめとした食文化豊かな地でもあります。国際会議も開催される「仙台国際センター」で議論を深めた後は、東北最大の繁華街である国分町で舌鼓を打たれては如何でしょうか。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

第13回日本精神科医学会学術大会ホームページはこちらから

仙台の紹介動画(約5分)はこちらから

(第13回日本精神科医学会学術大会実行委員長 小島照正)