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日本精神科医学会 通信教育 受講生募集のご案内

 日本精神科病院協会(日精協)の通信教育は、歴史も古く、昭和43(1968)年から半世紀以上にわたって質の高い医療を目指しスタッフ教育に取り組んで参りました。そのために通信教育分科会・講師会では、毎年プログラムやテキストなど最新情報を含め見直し、時代の流れに沿ったより良いものを提供すべく前進を続けています。コースには「MCWコース」「STANDARDコース」「SENIORコース」「LEADERSHIPコース」の4つがあり、最新情報を含めた充実した内容で、スタッフの教育と人材育成そして新たな出会いを提供しています。また、受講することによりさまざまな資格が取得できる機会を得ます。詳細はホームページ内にある案内をご覧下さい。

 令和5年5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に分類されて以降、スクーリングは受け入れ病院のご協力もあって現地開催・対面形式に戻りました。受講生の皆さんには、自院だけの『井の中の蛙』を脱却して、他の病院から実践的で様々な生の情報を得ることができ、顔の見える関係や人との繋がりの大切さを感じられる、『大海を知る』絶好の機会になっていることと思います。またその貴重なご縁と共に、日精協で長年大切に育てられた通信教育を受講することは、高度の倫理観に基づいた質の高い医療を提供する上でも大きな財産となるはずです。我々も受講生の皆さんの専門職としての誇りと人生観の涵養に少なからず貢献出来るよう、一緒に努力を重ねて参りたいと思っています。

 受講生派遣方病院さまのメリットは、①職員自身のキャリアアップにより離職防止が図れること、②組織としての人材育成で医療の質の向上が図れること、③資格取得による診療報酬アップにより経営改善が図れることだと考えます。我々も常に時代の流れを汲み、変化に対応すべく知識や心構えを共有しながら、医療従事者としての資質の向上に向け、多大なる努力を積み重ねてきた先達からの賜物を大切に引き継いで、誠心誠意取り組む所存です。

 通信教育は、先達の熱意と努力によって培われてきた歴史ある高度な教育システムとして、すでに 47,000 人以上の方々にご受講いただいており、人材育成の成果を上げています。参加者から提出されたアンケートや感想でも、毎年非常に高い評価を頂いています。病院さまにおかれましては出費多端の折とは存じますが、募集要項の詳細をご覧いただいたうえで、是非貴院職員の受講をご検討いただけると幸甚です。

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(日精協 通信教育分科会委員長 向笠 浩貴)