厚生労働省 平成30年度精神科医療体制確保(精神科病院における安心・安全な医療を提供するための研修)事業の受託

 日精協では、本年度も精神科医療体制確保研修(精神科病院における安心・安全な医療を提供するための研修)事業を受託致しました。本事業は厚生労働省の障害者福祉施策の一環として公募されたものです。事業の趣旨としては同省により以下の様に定められています。

 「精神科病院における安心・安全の医療環境を確保するために、暴力を未然に防ぐための人材養成の取組を拡げていくことが喫緊の課題である。このため、医療観察病棟を有する病院を中心に普及してきた包括的暴力防止プログラムの実績を評価し、精神科病院等に勤務する幅広い職種を対象として、当該プログラムにおける基本的考え方の普及を図る。
 精神科医療体制確保研修(精神科病院における安心・安全な医療を提供するための研修)事業(以下「本事業」という。)は、民間団体等が実施する、安全な医療の提供に関する知識や技術を習得する ための研修等の取組に国が財政的支援を行うことにより、 精神科病院における安心・安全の医療環境を確保する取組の一層の普及・推進を図ることを目的とする。」

 日精協としては、趣旨に掲げられている『暴力を未然に防ぐ』ことを中心として、日常診療・看護等業務にかかわる多様な職種を対象として、医療安全を推進し、患者の人権擁護及び精神科医療の質の向上を図るため、暴力に対応する際の基本的な考え方、発生予防への取り組みと状態の評価、実際に暴力が発生した際の対応について包括的暴力防止プログラム(CVPPP)の概念も含めて学ぶことのできる基礎研修となっています。医療安全に関しては、他に医療安全管理者養成研修会がありますが、これは医療安全にかかわる管理者の養成を目的としたものである一方で、本研修はより現場で身近に患者と接する全ての職種の方を対象としています。

 同事業は平成28年度から受諾しており、昨年度は東京、北海道、広島において研修会を開催し、既に900名余りの方が受講されています。本年度は大阪(8月)、福岡(9月)、長野(10月)、東京(11月)で開催されることとなっております。東京会場(11月9日・国連大学国際会議場〔渋谷〕)はまだ参加募集を行っていますので、日精協ホームページよりアクセスして申し込みをお願い申し上げます。

(看護・コメディカル委員会 委員長 田邉英一)

 

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