NEWS お知らせ
日精協 精神保健医療・福祉に携わる人材養成への取り組み
日本精神科病院協会では以前から精神科入院患者の退院促進を進めてきましたが、平成23年には新たに地域移行推進委員会を立ち上げ、入院中から退院後の地域 生活支援の充実に向けた検討を始めました。外来・デイケア・訪問看護などの医療サービスだけでなく、障害者福祉サービス・介護保険サービスの利用普及と サービス利用に関する情報の周知も行っています。その一環として【障害福祉サービスの向上に関する研修会】を年に１度開催しています。
この研修会は平成24年度から開催しており、毎回多くの参加者から大変ご好 評いただいておりますが、今年度から障害・福祉の領域の職員に留まらず、長期入院患者の地域移行・定着に向けて医療従事者にも対象者を広げ、精神保健医 療・福祉に携わる人材養成やレベルアップを目的として企画・実施をいたします。
平成27年度は11月6日（金）10:00～16:00 フクラシア東京 ステーションにおいて開催いたします。内容は「障害保健福祉施策の動向」「半田市における基幹相談支援センターの取組み」の講演と「就労支援の課題と今後 について」をテーマとしたシンポジウムを予定しています。
会員病院ならびに関係施設のサービス責任者や施設責任者、医療従事者等の方々が本研修を通じて、精神保健医療福祉に関する専門的知識と技能を再確認され、精神障害者の地域生活支援に寄与されることを願います。
日本精神科病院協会 地域移行推進委員会
委員長 江原良貴