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「精神科領域上級医」新規認定申請のご案内

 日本精神科医学会 職種認定制度では、令和5年4月より「精神科領域上級医」を創設致しました。十分な経験のある優秀な精神科医を精神科領域のスペシャリスト(Specialist)として、3つの領域に分け認定致します。

 

<資格要件>
1)現在、日本精神科医学会会員(正・準)の医師であること。
2)医師臨床研修を終えてから、15年相当の精神科領域の経験を有する医師であること。

以下の①~③のいずれかに該当する分野の領域を選択して下さい(複数の領域の申込みも可)。
① 10年以上の臨床経験(臨床領域スペシャリスト)
② 10年以上の教育・研究領域での経験(教育・研究領域スペシャリスト)
③ 10年以上の行政経験(行政領域スペシャリスト)

<提出必要書類>
申請書、履歴書等の他に小論文(課題)1編、症例報告または相当する報告等が必要です。受付期間は今年度は4月3日(月)~10月31日(火)の当日消印有効です。認定審査料として20,000円を申し受けます。認定期間は5年であり、次の更新料は10,000円となっています。

<認定方法>
1)一次審査
提出された必要書類等の審査を行います。経歴、小論文、症例報告等提出されたものに対し審査が行われます。書類審査通過後、二次審査のご案内を通知致します。
2)二次審査
提出された小論文、症例報告等による口頭試問を行います。合格者には合格通知後、上級医証とともに認定バッジを送付致します。

<更新方法>
5年間の認定期間内に日本精神科医学会学術大会に1回以上出席し、さらに認定期間内で得られたことの自由記載論文(1600字程度)の提出が必要となります。

 

 日本精神科病院協会は長年に渡る精神科領域における医師の貢献度や洗練度を評価する制度として、「日本精神科医学会 精神科領域上級医」を新規に認定することに致しました。臨床だけでなく、教育・研究、さらに行政の分野での貢献と得られた見識を維持することに対して認定・評価するものです。多くの皆様が取得されますよう切に願っています。


日本精神科医学会 精神科領域上級医の詳細はこちらから
(常務理事 渕野勝弘)