NEWS お知らせ

アルコール依存症臨床研修会 第21回認知症に関する研修会 募集案内

申込み締め切りの近い研修会のご案内をいたします。ご希望の方はお早目にお申し込みください。

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■アルコール依存症臨床研修会のご案内
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「アルコール依存症臨床研修会」を平成26114日(火)5日(水)6日(木)の3日間、東京のJALシティ田町において開催いたします。

 本研修会は、アルコール依存症等に関する専門的な知識及び技術の研修を行ないアルコール関連問題対策の充実に資することを目的として平成22年度に第1回を開催し、以後23年度、24年度と開催しておりましたが、参加者数の減少等から平成25年度は開催を見合わせておりました。しかし、日精協への開催有無の問い合わせが思ったより多く、会員病院の皆様の関心の高さを考え、平成26年度は開催することに決定いたしました。

ご存知のように、平成224月 の診療報酬改定でアルコール依存症治療を専門的におこなっている精神科保険医療機関が評価され、「重度アルコール依存症入院医療管理加算」という名称で診 療報酬が加算されることになりました。そのための施設基準のなかに、当該保険医療機関に「アルコール依存症に係る適切な研修」を修了した医師、研修を修了 した看護師、作業療法士、精神保健福祉士又は臨床心理技術者がいずれか1名以上配置されていることとされています。

3日間でおこなわれる本研修会と本研修会終了後3ヶ月以内に4時間の病院実習を受けることにより「アルコール依存症に係る適切な研修」を修了したことになります。病院実習は日精協実習実施医療機関一覧から受講しやすい病院を選んでいただきます。

ぜひ、参加をご検討いただけるようお願い申し上げます。 

詳細は⇒アルコール依存症臨床研修会ページへ

                                    学術研修分科会 委員長 伴 亨

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■第21認知症に関する研修会のご案内
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高齢者医療・介護保険委員会が担当して例年行っております「認知症に関する研修会」を、今年度もJALシティ田町で平成261113日(木)、14日(金)の2日間開催します。

参加者からの「9時開始では2泊しないといけないので、できれば1泊で済むように時間割を調整してほしい」との声に応え、昨年度は初日の開始時間を1コマ遅くしたところ好評であったため、今年度も同様に設定いたしました。また、より実践的な研修会を目指し、昨年度より講義を1コマ増やしました。

順天堂大学医学部精神医学教室教授で老年精神医学会理事長である新井平伊先生に「若年性認知症の諸問題とBPSD対策」というテーマで講演を依頼していますが、第一講ということで、認知症の総論についても盛り込んでいただくようにお願いしています。

慶 応大学医学部精神神経科学教室教授の三村將先生には「認知症の神経心理学と自動車運転」というテーマで講演をお願いし、「認知症の薬物療法」の講師として 大阪大学保健センター教授の工藤喬先生に加わっていただきました。「認知症の症候学」は熊本精神保健福祉センター次長の矢田部 裕介先生にお願いしています。その他、東京医科大学高齢総合医学講座(高齢診療科) 教授羽生春夫先生、メディカルケアコートクリニック院長小阪憲司先生、筑波大学医学医療系臨床医学域精神医学教授朝田隆先生には昨年に引き続き、講師をお 願いしております。

ヤンセンファーマとの共催のイブニングセミナーは東京都立松沢病院院長の斎藤正彦先生を講師にお招きして「高齢障害者の権利擁護」というテーマで講演の予定です。

多少手前味噌になりますが、豪華な講師陣と充実した内容により好評で、毎年200人程度の応募があります。なお、この研修会は「日本精神神経学会・精神科専門医制度更新ポイント」、ならびに「老年精神医学会・専門医ポイント」の対象となっています。本研修会の受講が「日本精神医学会認定認知症臨床専門医」の認定資格要件となる(詳しくは受講資格の案内を参照)ことも付記しておきます。

詳細は⇒認知症に関する研修会ページへ

高齢者医療・介護保険委員会 委員長 田口 真源