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通信教育について(精神科介護士・基礎・上級・指導者養成コース)


日精協の通信教育には非常に長い歴史があります。昭和44年に「生活療法 指導員の養成教育」を開講。その後「基礎コース」に名称を改め、昭和56年に「上級コース」、平成5年に「精神科介護士(MCW:メンタルケアワーカー) コース、平成9年には「リーダーコース(現、指導者養成コース)が加わりました。また、指導者養成コース受講者修了者に対して「フォローアップ研修」を開 催しています。

精神科介護士(MCW)コースでは、チーム医療の重要性が強調されていることから、精神科医療全体に携わる看護補助者に対し、資質向上や再教育を目指しています。コース修了者は、入院生活技能訓練療法(SST)の従事者としての資格が認められます。

【基礎コース】で は、広く精神科医療の臨床に携わっておられる方々が基礎的な専門知識を習得され、医療の実践に役立てていただくことを目的としています。コース修了者は、 入院生活技能訓練療法(SST)の従事者としての資格が認められます。さらに、看護師・准看護師は、精神療養病棟入院料の算定に際し、専門機関等が主催す る作業療法 又は生活技能訓練に関する所定の研修を修了した者として認定されます。また、管理栄養士の方が本コースを修了すると、日精協・精神科医学会職種認定制度が 認定する『日本精神科医学会認定栄養士』の認定審査の受験資格が取得出来ます。

【上級コース】では、看護師を対象に看護技術の向上および医療従事者リーダー育成を目的にしています。上級コースの修了者は、認知症治療病棟入院料2の算定に際し、「専門機関等が主催する認知症指導に関する所定の研修を修了した者 」として認定されます。
また、精神療養病棟入院料についても「基礎コース」と同様に認定されます。

【指導者養成コース】では、「看護管理」「病院管理」「チーム医療」の3つの大きなテーマを挙げ、多面的な学習ができるよう、看護指導者としての基盤整備を築く効果的かつ多彩な内容となっています。

「上級コース」並びに「指導者養成コース」の2つのコースを修了した方は、日精協・精神科医学会職種認定制度が認定する『日本精神科医学会認定看護師』の認定審査の受験資格が得られます。

テキストは毎年改定され、内容は最新の情報をもとに一層充実し、通信教育 の構成員や講師陣は熱意を持って検討を重ねながら取り組んでいます。受講生の方々から、「基本的な事柄や実践に即した事柄を改めて学ぶことが出来、知識と 実践が結びつく機会に恵まれて、仕事に対して意欲が出ました。是非多くの方々に参加してもらいたいと思います。」等、毎年非常に高い評価をいただいていま す。
現在までに、各コースあわせ、3万人以上の方に受講いただきました。 
今後も、皆様と共に高い倫理性と広く正確な見識と深い志を共有すべく、スタッフ一同誠心誠意取り組んでます。ぜひ受講し、その成果を実感していただきたいと切に願っています。

<日本精神科医学会 学術教育推進制度 通信教育分科会>

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