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第11回認知行動療法研修会 受講生募集のご案内

 認知行動療法とは、1960年代に精神科医のアーロン・ベックが提唱した、しなやかに考えることで気持ちを軽くするもので、うつ病・不安障害の治療では診療報酬の対象となった治療法です。平成22年度から保険点数化されたこともあり、精神科医に限らずに広く行われている現状から、日精協としても、認知行動療法の正しい知識と技能を会員が身につける機会が必要であると考え、認知行動療法研修会を開催しているところです。病院を離れる時間を出来るだけ少なくするため一日の研修会となっておりますが、一般社団法人認知行動療法研修開発センター 大野裕先生のご協力を得て研修会の水準は非常に高いものとなっております。認知行動療法は患者さんの診察に必要な治療者の態度、問診するべき事実の掴み方、質問の仕方と受けとめ方など、治療スタッフが身に着けるべき基本も教えてくれます。
 
 是非、多くの会員病院の先生方を始めスタッフの方々の参加をお願いいたします。
 
 研修会の詳細は⇒日精協ホームページ 認知行動療法研修会 
 
 なお、平成28年4月の診療報酬改定で、施設基準を満たした看護師が「認知療法・認知行動療法」を実施したが場合において算定できることとなりました。その場合の本研修は2日間が必須となりますが、まだその詳細が決まっていないため、今回は例年通りの研修会を実施することといたしました。