「平成29年度 地域精神医療フォーラム」
開催のご案内

 平成29年4月26日~4月29日、国立京都国際会館にて、第32回国際アルツハイマー病協会国際会議が開かれました。日本語のテーマは「認知症:ともに新しい時代へ」でした。国際アルツハイマー病協会(ADI)は、世界各国にある認知症の人とその家族の支援活動を行っているアルツハイマー協会の連合体で、世界保健機関(WHO)と公的な協力関係を結んでいます。ADI国際会議は年ごとに発展し続けており、100以上の国から何千人もの専門家の注目を集めています。

 日本精神科病院協会は、この国際会議の目的・趣旨に賛同し、今回寄付とブース内のポスター展示を行いました。海外からの参加者、特に医療専門職は我々のブースに立ち寄り、認知症を専門に診る医療機関が日本にはあり、積極的に問題行動や精神症状(BPSD)の改善を行い、身体合併症治療を行っていることを説明し、大きな反響がありました。

 我が国の「家族の会」は昭和55年に京都で発足しました。認知症の本人と介護家族、専門職によって運営されています。全国47都道府県すべてに支部があり医療・介護専門職が会員となっています。日本精神科病院協会は長年にわたり、この「家族の会」への協力を行ってきました。

 さて、平成29年8月4日(金)、JALシティ田町にて「地域精神医療フォーラム」を開催します。今年度のテーマは「新オレンジプランの最終評価年度」です。平成27年1月末に発表されたこの施策の最終年度(平成30年3月まで)にあたります。新オレンジプランでは、認知症の容態に応じた適時・適切な医療・介護等の提供や認知症の人やその家族の視点の重視が七つの柱に加えられました。この施策がどこまで達成されているのか、認知症の人、その家族の施策への満足度はどうなのか、真の評価が問われています。

 認知症の専門医・専門医療機関として長年にわたり地域で活動を続けてきた先生方による現状の課題と今後の役割について問題提起をしていただき、参加者の皆様と検討したいと考えています。また、今年第13回目となる「全国認知症疾患医療センター連絡協議会」も同時開催いたします。興味のある方であれば一般の方々も参加できます。ぜひ多くの皆様のご参加をお待ち申し上げています。

⇒  詳しい開催案内、プログラム等はこちらからご確認ください。
 

(常務理事 渕野勝弘)

 

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